あらすじ
広い宇宙の中で旅をする者がいた。
「最初の目的地まであと___」
後方部から激しい音がした。
振り向いても何も景色は変わらない。
しかし、耳に入る音は先程までゆったり旅をしている時とは大きく異なった。
『メインエンジンの損傷を確認。直ちに救命ポッドから脱出してください』
船内に警告が鳴り響く。
何かが宇宙船と衝突してしまったのだ。
そして、損傷してしまったのはメインエンジンだ。
ならば、音的に壊れたのはメインエンジンだけではないだろう。
もしそうだというなら、この船の崩壊は免れない。
「もう少しで着くって言うのに、最悪のタイミングじゃねぇか…」
そう言って操縦席から離れ、損傷した部分を確認しに走って向かう。
その道中も崩壊は続き、かの者はその崩壊に巻き込まれてしまう。
ー・ー・ー・ー・ー・ー
なぜこんなにも運命は残酷なのか。
不運は始まると、本人が立ち直るまで続く。
旅する者「ラフィール・スーラン」は、この残酷な運命の始まりから旅の目的を達成することができるのか。