あらすじ
人類は滅亡した。
ダンジョンから現れる魔物と、世界を侵食する異常現象との戦いに敗れたせいで。
それでも、かつて人類が作った自律防衛システムは抵抗を続けていた。
地球を覆うほど巨大な構造体の中で、施設を修復し、魔物を排除し、人類の文化や遺産を守っている。
そんな世界で、人工生体組織や機械の骨格を持つ少女リリィは目覚める。
掃除や点検、魔物退治に地下ダンジョンでの作業。
時には文化の体験としてコーラやポテトチップスを味わい、時には家族や好きという感情を少しずつ覚えていく。
人類はもういない。
それでも守るものは残っている。
滅びた世界で、人ならざる少女たちは今日も働き、戦い、少しだけ寄り添って生きていく。