あらすじ

居合は鞘がなければ始まらない。異世界には鞘も刀もなかった——だから、作る。 仏生寺迅(ぶっしょうじ じん)、27歳。無双直伝英信流の師範代にして、全日本居合道選手権六段の部で3位。腕は立つが口が悪い。コンビニ夜勤で食い繋ぐフリーター。 トラックに轢かれて即死し、転生した先は——ゴブリンだらけの異世界の巣穴だった。 チートスキルなし。刀もない。鞘もない。あるのは19年間叩き込んだ居合の体と、折れた枝一本。 丸腰でゴブリンを殺し、血まみれで管理所に辿り着き、借金65枚を背負って冒険者になった男が、山刀一本から「鞘」を取り戻し、居合を異世界の実戦に組み替えていく。 正統からの逸脱を重ねながら、泥臭く、一太刀ずつ、成り上がる。 鞘がなきゃ居合はできない——だから、鞘を作る。刀を打つ。居合で、生きる。

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カクヨム
カクヨム2026/07/01
  • 現在の作品鞘がなきゃ居合はできねえんだよ ―チートなし、刀なし、鞘なしの異世界居合道―