あらすじ
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長かった梅雨の時期も明け、私の通う高校も明日から夏休みを迎える。
私は夜のコンビニへと向かっていた。
「葉乃ちゃん、何かコンビニで欲しいものってある?」
何が楽しいのか、彼女はスキップをしていた。
それは軽く上下に跳ねる妖精のように。
私の言葉にくるりと身体を回転させ、こちらに向き直りながらぴょん、とジャンプをする。
短いおかっぱの髪が頬で揺れた。
「アイス! しろくまの!」
まるで子どもみたい。言い草も、仕草も。
外見はちゃんとした15歳なのに(確か誕生日は8月と言っていた。今は7月だから高1でまだ15歳)その、くるんと回す瞳や、アイスごときで万歳と両手を挙げるのは、中身はまだ5歳児のようだ。
私たちが今、ここにいるのも葉乃ちゃんの唐突の誘いからだった――。
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☆大好きな夏の夜を掬ってみました。
未成年が夜に外をうろつくのは条例違反等に引っかかるとは思いますが、そこはフィクションとして捉えていただけると幸いです☆