あらすじ

聖女である義妹の代わりに、幼い頃から「呪いの代償」を身体に引き受け続けてきた伯爵令嬢レティシア。誰にも気づかれぬまま、痛みだけを背負い続けてきた。だが婚約者の王太子アルヴィンは、そんな彼女の献身に気づくことなく、義妹に夢中になり、卒業式の壇上で「役立たずの令嬢」と断罪、婚約破棄を言い渡す。 ——ならば、もう。 レティシアは静かに、十年間続けてきた「代償の契約」を解除する。その瞬間、彼女の中に溜め込まれていた呪いは行き場を失い、本来受け取るはずだった者たちのもとへと還っていく。会場がざわめく中、崩れ落ちる王太子。悲鳴を上げる聖女。 そして、誰よりも早くレティシアのもとへ歩み寄ってきたのは、これまで彼女に一度も興味を示さなかったはずの第二王子だった。 「やっと、僕だけのものになってくれるんだね」 その笑顔は、優しすぎて、少しだけ壊れていた。

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小説を読もう2026/07/01
  • 現在の作品冤罪で断罪された身代わり令嬢、抱えていた呪いを黙って返上したら、王太子が崩れ落ちました。ずっと私を見ていた第二王子には、もう隠しごとはできないようです