あらすじ
人間の欲望に晒され続け、
孤独のまま病院で人生を終えた男。
ーー橘 伊織。
死んだはずの彼が目を覚ますと、そこは人族と魔族が争う異世界だった。
森で出会ったエルフの少女・ステラとの出会いをきっかけに、
伊織は人族によって虐げられ、迫害され続ける魔族たちの現実を知る。
前世で人間に裏切られ続けた男は、その光景にかつての自分を重ねる。
人族の悪逆非道を止め、魔族に平穏を取り戻す。
そう決意した伊織に与えられたのは、
人間の欲望を具現化した力――『七つの大罪』。
七つの大罪をその身に宿した伊織は、虐げられた魔族たちと手を取り合い、
やがて彼らの希望として世界へ牙を剥く。
これは、人類に絶望した一人の男が魔王となり、世界へ叛旗を翻す物語である。