あらすじ
「無能」「愛想がない」——
陰でそう囁かれ続けてきた公爵令嬢シャルロット。
ある夜会で、婚約者の王太子から
冤罪を突きつけられ、婚約破棄を言い渡される。
けれど彼女は、泣かなかった。
言い訳もしなかった。
だって、もう興味がないから。
実はシャルロットには、
誰も知らない“もう一つの血”があった。
亡き祖父は、大陸中の軍が恐れた伝説の将軍。
今夜、その血が静かに目を覚ます。
婚約破棄、大歓迎。
私はこれから、私の人生を始めます。
やがて社交界は知ることになる。
「灰色の女帝」という新しい二つ名の意味を。