あらすじ

冒険者ダルカンは、中央ギルドに属するタンカーだ。 硬い甲冑に覆われた巨体は獣をも震わし、低く響く声は繊細な乙女を気絶させる。 当然、他社が寄ってくるはずもなく、ダルカンはいつも一人だった。 そんなある日。 ギルドと併設した酒場で年端も行かない青年に声をかけられる。 ダルカンは、久しぶりに声をかけられた喜びからから、装備していた盾を握りつぶす。 ペチャンコになった盾を見ても男は動揺しなかった。 "他の奴からお前が優秀なタンカーだと聞いた。報酬は弾む。どうか、俺と組んで欲しい" そう礼儀正しく頭を下げた男は、見るからに訳ありだった。 シンプルながらも身なりの良い服に、傷ひとつない肌。 おそらく貴族だろう。 しかし、ダルカンには関係のない話だ。 丁度、一人での旅路に限界を感じ始めていたのだ。 断る理由もなく、言葉ひとつで頷いた。 男と旅を続けていくうちに、少しづつ仲間が増えていく。 異世界から来た聖女、シーフ、魔法使い、戦士……。 気づけば、ダルカンは多くの仲間に囲まれていた。 これまでの生活を思うと、信じられない変化だ。 今日もダルカンは前線に立ち、盾を振りかざす。 全ては、仲間を守るため。 そして、とある目的を叶えるために。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/07/01
  • 現在の作品偽りだらけの冒険記