あらすじ

宰相府に勤務する優秀な文官のルスランは、黒目黒髪の平凡な見た目の青年だ。そんな彼には、幼い頃から見ている明晰夢があった。 イサーエという白髪赤目の、過去の記憶がない青年になる夢だ。 イサーエは、魔道具を使う際の動力源となる魔晶石の筆頭産出国である裕福な王家により離れに幽閉され、王弟ウラスに体液を貪られる日々に絶望していた。次第に王家の秘密に呑まれおかしくなっていくウラスに恐怖を感じ始めるイサーエ。 逃げるべく探していた隠し通路を発見したイサーエは、外に出た際王太子のアルカージと出会い恋に落ちる。しかし幸せは長く続かず、アルカージの護衛騎士の手により殺されてしまった。 繰り返し見るそんな夢のせいで、人の愛を信じられなくなっていたルスラン。 そんなある日、宰相府に樹海の遺跡発掘の追加予算を訴えに来た考古学研究室の青年ユーリと出会う。 ユーリは色味こそ違うが、アルカージに酷似していた。発掘品を見てほしいと言われついていくと、アルカージの手記を見せられる。 魔法で保護され中身が見えない手記だったが、魔力量の多いルスランが触れるとアルカージの筆跡で古代語が浮き出てきた。 あれはただの夢ではなかったと知ったルスランは、アルカージがイサーエを裏切った理由を知るべく共に樹海へ赴くことに。 発掘が進められる中、ルスランの解読は進んでいく。仕事熱心なルスランを心配するユーリは優しく、次第に惹かれていくルスラン。 しかし手記で語られた王家の秘密は恐ろしいもので――。 現在の受け、夢の中で別人の受け、夢の中の攻めの手記の3視点で進む、謎解きファンタジーBLです。 ハピエン、執筆完結済。

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カクヨム
カクヨム2026/07/01
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