あらすじ

近年、幅広いジャンルでの学び直しを通じて、常に人生というものを哲学的に見つめ直し、思索を巡らせてきた筆者が、「人生」というものを「マラソン」に準えて詠い上げた短歌の十首連作。 <詠んだ想い> 第一首:「同世代一斉スタート」 産声と共にこの世に生を受けた瞬間から、人生というマラソンの号砲が轟き、同じ学年に生まれた仲間と切磋琢磨しながらの競争が始まるが、誰もどんなコースを辿ることになるのか知らないまま走り始めるさまを詠った。 第二首:「初めて思い知る自分の位置」 幼稚園や小学校に行って、初めて思い知る自分の立ち位置や陽キャや陰キャなのか「相対的ポジション」と外気のアゲンストの中で認識する人生初の残酷とも言えるファースト アイデンティティを詠った。 第三首:「ポジションチェンジへの動機」 どの組織にもイヤなヤツ、ウマの合わないヤツというのはいる。そいつらといかに関わり合わずに日々の平穏な暮らしを追求していくかが、学舎での学ぶべき一つの真髄かもしれない。良い学校へ行けば、イヤなヤツと合う確率を下げ、上手くすれば、届かぬ場所に行ける。最大の動機となり得ることを詠い上げた。 第四首:「誰にでも一つは取り柄あり」 誰にでも、一つぐらいは得意領域というものがあり、そこでいかにブーストするべくロケットエンジンに着火出来るかが、人生を大きく左右する分岐点となる。自らの心に着火出来るのは、キッカケはどうあれ、結局は自分しかいない。 第五首:「勢いは大事」 カクヨムの執筆もそうであるが、受験勉強も、無我の境地で、ある意味、夢中になれるか?で結果も大きく変わってくると思う。走り出した筆の勢いの大切さを詠った。 第六首:「ゴール間近の高揚感」 あくまで、今にして思えばのことであるが、必死に勉強して実力が上向いてきた試験の直前が、「ひょっとしたらウカるかも」という期待に満ちていて、楽しかったなように思う。現実は厳しかったけれども(笑)。 第七首:「ガラリと変わる次のステージ」 昨日まではタブーとされてきた恋愛が次のステージでのステータスを決める。それまでのノウハウがまるで通用しないガラリと変わる世界を詠った。 第八首:「変化は好機」 人生には上り坂、下り坂、まさかがあると言う。サラリーマンには「異動」という変化の潮目がある。変化は期待と不安ない交ぜであるが、そこは、変われるチャンス、再び自分に鞭打つ好機と捉える前向きな気持ちを感じている自分への叱咤激励の意も込めて詠った。 第九首:「不完全こそ進歩の源泉」 完璧で全知全能の人間などいない。だからこそ、そこに一人の人間としても、また、人類としても、進歩の源泉があると感じており、学び直しによる気持ちのリフレッシュや知識や思索のアップデートの大切さを詠った。 第十首: 人生は畢竟、長く険しい道のりであるが、人生のパートナーである伴侶と共に声を掛け合い、励まし合ってゆっくり長くかかっても、最後は笑って一緒にゴールテープを切りたい気持ちを詠いあげた。

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カクヨム
カクヨム2026/07/01
  • 現在の作品人生という名のマラソン