あらすじ
かつて中世西欧世界を震え上がらせた伝説のヴァイキング。
その名も、〝ハスティン〟。
〝老齢なれど精力絶倫なる老戦士、ロワールとソンムの恐るべき大海賊。〟
後世、斯くのように評されたハスティンであったが、西暦にして896年頃、歴史書の記述から忽然と姿を消す。大王アルフレッドに敗れ、軍団は解散し、もはや歴史書にそれ以上の事績を残せなくなってしまったのだ…。
――しかし実の所……ハスティンは異世界に転移していたのだった!(?)
ヴァイキングに行けぬ場所など在りはしない!ただ水域さえあれば!北海で、大西洋で、地中海で、黒海で、カスピ海で、イギリスで、フランスで、バルトで、ロシア(文字通りルスィア(ルス族の地))で、アイスランドで、グリーンランドで、北アメリカで、奴らは何処にでも現れる!川を遡るばかりか、船を担いで陸にも上がるのがヴァイキング!ならば!ヴァイキングが時空を越えてISEKAI(異世界)に襲来しても―――何らおかしくないのだ!!!