あらすじ

異世界・サンズグリーズ 剣と魔法が支配する世界。長きにわたる人類と魔王軍の戦いに終止符が打たれ、世界復興の真っただ中。戦争で人類も魔王軍も主戦力が無くなってどこもかしこも人手不足。世界復興へ動き出したばかり。 長年に渡る人類と魔王軍の戦いにより荒廃した世界で、ほそぼそと人々は魔物に怯えながら過ごしていた。 人類側の勇者と魔王が共倒れになり、疲弊した両軍による終戦と世界復興が宣言されても、人々の表情はまだ暗かった。 だが、世界が少しずつ復興へ進んでいくということが、人々と魔物たちの意識を前向きに支えていた。 サンズグリーズ東方にある辺境の村、マルグリット。 世界復興委員会が最初に始めた事業であるサンズグリーズ鉄道の線路もまだ届かない果ての果ての地で、とある少女は暮らしていた。 親はなく、育ての祖母から受け継いだ錬金術の知識だけが、エリン・アーケインの全てだった。 ある日、村にやってきた旅人から買った錬金術のレシピを試していたところ、村の建物を殆ど吹き飛ばしてしまう大事故が起きる。 家もお金も、全てを失い村を追い出されてエリンは独り路頭に迷う。 調合ミスの原因を考えるも、レシピ通りで間違いはない。つまり、あの錬金術のレシピは大爆発を起こす意図的な罠だ。 レシピを売ってきた旅人に憤るも旅人はすでに遥か彼方の行方知れず。怒りは空腹を呼ぶ。腹が減っては戦はできぬ。 エリンはその身1つと錬金術の知識だけで、サンズグリーズを巡る旅へ出ることにした。

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小説を読もう2026/07/01
  • 現在の作品サンズグリーズの錬金術師