あらすじ
貴族の建前を本気で信じたご令嬢の狂気
武神と称えられる婚約者ルフから、突然の婚約破棄を告げられた令嬢。
しかし彼女は嘆かない。泣かない。取り乱さない。
――国益に適わぬことは、あってはならないから。
反乱の兆し、帝国の思惑、王国の危機。
すべてを三秒で読み切った令嬢は、
侯爵家・隣国軍・武神を巻き込み、最善と思う策を次々と打っていく。
本人はただ貴族の義務を果たしているつもり。
だが、その善意と忠義は周囲を震え上がらせる。
丁寧語で静かに狂い、
書簡ひとつで戦争を動かす愛国令嬢。
これは、
忠義と勘違いが王国を救う政略戦記。