あらすじ

コメダで聞こえてきた。 「彼女ほし〜」 「合コンしてぇ〜」 ――青春である。 だがその中で、一人だけ。 「ワカサギ釣り行こうよ」 と言い続ける男がいた。 なんなんだお前は。 なぜ氷に穴を開けようとしている。 なぜシロノワールにワカサギを乗せようとしている。 なぜ静かな幸福を知っている。 これは、 うるさすぎる世界の片隅で、 “静かなものを好きでいられる人間”に救われた話。 ……だと思ったら途中から 鼻の穴にルアー入った店員が暴れ始めます。 哲学、感動、崩壊、ワカサギ、ゴルバチョフ。 全部入り。 冬の氷穴みたいに静かで、 ドンキの駐車場みたいにうるさい物語です。

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エブリスタ
エブリスタ2026/06/29
  • 現在の作品ワカサギ、お前だけが氷の下を見ていた