あらすじ
名探偵の息子・大神彰良は、ミステリ倶楽部の仲間たちと夏休みに福井県の心霊スポット〈魔翔館〉を訪れる。
しかし館で発見した九体のピエロ人形をきっかけに、彰良たちは“煉獄”と呼ばれる異空間へ囚われてしまった。
そこにはピエロ姿の“本物の悪魔”が存在し、元の世界へ帰るには〝生贄〟を捧げなければならないという。
彰良たちは転移直後に事故死した仲間を生贄に捧げ、帰還条件を満たした――はずだった。
翌日、施錠された密室で彰良の親友・川原雄大の刺殺体を発見する。
館を支配する悪魔認証システム。
絶対遵守の八つの館内ルール。
そして参加者に紛れ込んだ【魂の交換】の能力者。
これは自殺か、殺人か。
嘘と異能力が入り乱れる“悪魔の密室”で、彰良は親友を殺した犯人を推理によって暴こうとする。
そして最後に待つのは、すべてを覆す悪夢の真相だった――。