あらすじ

作家志望のフリーター・志賀崎涼太郎は、母が倒れたという知らせを受け、友人の九十九唯一神とともに観光特急で実家へ向かう。 四年間会っていない母。就職を拒み、小説家を目指す道を選んだあの日から、母との関係は途絶えたままだった。胸にあるのは、謝らなければならないという焦りだけ。 しかし道中、豪雨による土砂崩れで列車は緊急停止。山奥で足止めされてしまう。 焦り、苛立ち、後悔——。 行き場のない感情をぶつける涼太郎に、冷静な院生・唯一神は問いかける。 「君は、お母さんに本当は何を伝えたいんだ?」 雨音に閉ざされた特急の個室で、涼太郎は自分の本心と向き合っていく。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/06/29
  • 現在の作品言いたいこと