あらすじ

葉山光(はやま・ひかる)は、初詣の帰りに異世界へ飛ばされた。  女神の説明もない。  チート能力もない。  言葉も通じない。  魔法を使う身体さえない。  ただひとつ押し付けられたのは、死ぬ未来だけだった。  腹を裂かれ、血の海に沈む自分。  逃げ場のない路地。  知らない床に倒れる身体。  喉を焼く吐血の感覚。  送りつけられるのは、攻略情報ではない。  選択肢でもない。  親切なヒントでもない。  ただの最後通告。  このままなら、死ぬだけ。  けれど、光の現実は巻き戻らない。  死んでもやり直せない。  防げなければ、本当にそこで終わる。  頼れるのは、少しかじっただけの格闘技。  震えながらでも口だけは動く性格。  そして、一つだけの頼りない加護。  加護は万能ではない。  正解を教えてくれるわけでもない。  選択を誤れば、取り返しはつかない。  これは、死に戻れない少女が、  バッドエンドだけを押し付けられる異世界で、  少しずつ運命を乗り越えていく物語。

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カクヨム
カクヨム2026/06/29
  • 現在の作品バッドエンドは視えている 〜死ぬ未来だけ見せられた女子高生は、やり直せない異世界で足掻く〜