あらすじ
書き終えた瞬間、自分の文章にがっかりしたこと、ありませんか。
書いている最中の頭には、まだ完成しきっていない、理想形のイメージが残っています。
書き終えた直後の文章は、そのイメージにはどうしても勝てない。
だから、書いた直後の自分は、ほとんどの場合、
自分の作品にがっかりします。
そのがっかりが、自己嫌悪に育ってしまう前に、
できることが、いくつかあります。
書いた直後に、しないほうがいいこと。
時間との付き合い方。
他人の目の借り方。
直したい気持ちと、直さなくていい気持ち。
失敗作と感じた作品の、捨てない選択。
そして、書き続ける人が育てていく、作品との距離。
①「書いたあと」という不思議な時間
②書いた直後に、しないほうがいいこと
③時間を、味方にする
④「他人の目」を借りる方法
⑤「直したくなる気持ち」と「直さなくていい気持ち」
⑥書いたものを、捨てなくていい
⑦書き続ける人の、作品との距離
書く技術より、たくさん書くことより、
「自分の書いたものを、嫌いにならない」ことのほうが、
書き続けるためには大事なのかもしれない。
最近、そう思うようになりました。
このシリーズは、書き終えた直後にがっかりしている人や、
過去の作品を見て落ち込んでいる人や、
書き続けることが少ししんどい時期にある人に向けて書いています。
書き手として、特別な才能や実績がある人間ではありません。
ただ、本が好きで、書くことを続けてきた一人として、これまで何度も書き終えてきた中で、
「これは経験的に効くな」と感じてきたことを、並べていきます。
※姉妹シリーズ「文体という個性」「『才能がない』と思っているあなたへ」
「役に立たない読書のすすめ」「AIと書くこと」もあわせてどうぞ。