あらすじ
三浦が出した、ひとつの答え。
その選択によって、若菜の日常も少しずつ変わり始める。
今まで隣にいた人が、いなくなったとき。
初めて見えるものがある。
任されること。
自分で判断すること。
誰かと誰かの間に立ち、仕事を前へ進めること。
「センパイがいないと、
こんなに大変なんすね……」
一方、三浦もまた、
これまでの常識が通じない場所で、自分の仕事と向き合っていた。
言葉が通じても、考え方までは同じではない。
正しいと思っていたやり方が、別の場所では通じないこともある。
離れたことで、見えてきたもの。
離れたからこそ、つながり始めた仕事。
そして真我は、変わり始めた二人を、静かに見ている。
成長することは、誰かから離れていくことなのか。
それとも。
いつか同じ場所に立つために、必要なことなのか。
これは、それぞれの場所で仕事と向き合いながら、
教える側と教えられる側から、
少しずつ仕事仲間へと変わっていく、
二人のエンジニアの物語。
※本作は『磯賀場真我という仕事』シーズン3です。
初めての方は、シーズン1から読むと、三浦と若菜の変化がより分かりやすくなります。