あらすじ
僕は信じてた。
小説ではよく「精神は肉体年齢に引っ張られる」だなんて言われるから、なんやかんや、僕もこの子たちの輪に自然と混ざれるって。
ーーー結論から言うね。
あれ、大嘘★
全然アラサーマインドが抜けない。
位置情報は共有したくないしSNSで複垢使いこなせない!勉強よりも仕事させてくれ!
若い子達に混ざって青春とか無理やったんや……
転生も逆行もエンタメだから楽しめるんだなって……分からせられちゃった。
でも、青春っていいよね。
若さ故の悪戦苦闘を見てると、手助けしたくなる。
こちとら中身はアラサーの大人だもの。
なんか良い形で関われたらなぁ。
……せや!悩みごと(友情・恋愛)解決のためのアシストなら、こんな状況も楽しめつつ皆の力になれるやろ!ウィンウィンの関係ってやつや!
勝ったな!ガハハ!
……なんか最近ジメジメするな。まあ乾燥して唇切れるよりはいいか!肌と喉にもええやろ!知らんけど!
そう笑って高校生活を送ることに決めた元アラサー。
不思議な事に、その後の彼の姿を見たものは誰もいなかったという……。