あらすじ
【冷徹な「死神」騎士団長 ✕ 強欲で塩対応な幼馴染の天才鍛冶師】
最愛にして忠誠を誓った公爵令嬢エレノアを戦争で失い、生への執着をなくした近衛騎士団長ジルフォード。死んだような顔で彼がたどり着いたのは、唯一の聖域──幼馴染の鍛冶工・トトの工房だった。
絶望に沈むジルフォードを待っていたのは、涙の抱擁……ではなく、トトのいつもと変わらない「飯・風呂・寝ろ」の超塩対応!?
トトの作った激ウマ飯(唐揚げ、パン、ジル汁)をドカ食いし、工房のベッドを陣取り、私物を増やして居着きまくるジルフォード。外では恐れられる「死神」が、トトの前だけでしか見せない世界一でっかい甘えん坊ちゃん(=飯たかり)に変貌していく。
「邪魔! いつまで居着くつもり!? もう知らないからね!」
猫のように気まぐれなトトに怒鳴られても、ジルフォードは二ヘラと締まりなく笑って今日も逃げ回る。トトの紡ぐ「変わらない日常」が、彼の壊れかけた心を少しずつ、確かに溶かしていく。
──だが、そんな二人の平穏は、トトの失踪と「街の壊滅」という報せによって一変し……!?
亡き令嬢のサファイアのピアスに隠された、トトの本当の想いとは。
血眼でトトを探しまくるジルフォードと、まさかの「温泉饅頭」がもたらす最高のハッピーエンド!
巨大な雪山をも二人で踏み越えていく、愛おしさが限界突破した家族の物語が、いま幕を開ける──。
(※ハッピーエンド確約/溺愛/ギャップ/幼馴染/男主人公)