あらすじ
スライムは死ぬ間際、女神の声を聞く。
調子の軽い女神は告げる。愚かな人類には反省してもらいましょう、と。
そしてスライムは転生に失敗する。
一人目の神子が見捨てられて死んだ数ヶ月後。
二人目の神子が召喚された。異世界の少女は「聖女」と呼ばれ、なにかを勘違いしたまま行動していた。
それに巻き込まれた魔導騎士団第二隊長のケイジ・ドラコーは不可思議な存在を拾ってしまう。
外観は完璧な人間だった。
しかし千切れた腕の断面は透明な皮膜――魔物であるスライムの特徴をしていた。
人型スライムなど誰も見たことがない。そして街中にいることも、新たな脅威を思わせたが……水を求めるだけの哀れな人型スライムを、疲れた魔導騎士はつい助けてしまう。
助けた矢先、人型スライムはペンデュラム型の洋燈で不思議な力を使う。
天の女神、運命の糸車――そこから生み出される縁の糸。女神紡ぎの紬糸。
浄化の力が弱い二人目の聖女――異世界人。
女神の下っ端となった転生失敗スライム。
人類社会の事情に巻き込まれる魔導騎士。
奇妙な縁で繋がってしまった三人(?)の、世界大反省譚が今始まる……かも?
カクヨムでも同名小説投稿・完結済