あらすじ
夫の地元である山川里村へ引っ越してきた木村一家。
自然豊かな環境で、小学2年生の息子・コウタの
健やかな成長を願う母親のリンでしたが、
転入先の学校で驚愕の事実を知らされます。
それは、猛暑の中でも「水筒は持ち込み禁止」という
命に関わるほど理不尽な独自ルールでした。
古い体制が支配する閉鎖的な村で、子供を守るために
孤独な闘いに挑む母親の姿を描く移住ドラマです。
当たり前の常識が通じない「村」の同調圧力に、
読んでいて思わず拳を握りたくなるほどの憤り。
理不尽な権力に屈せず声を上げる主人公の勇気は、
多くの読者にスカッとする爽快感と、
大切なものを守るための強さを与えてくれます。
現代の育児問題や学校の在り方を問うリアルな体験。
母親たちの心の叫びが共感を呼ぶ一作です。