あらすじ

旅行でもない。引っ越しでもない。

それは――「もし、この街に住んだら?」を楽しむ週末の冒険。

フルリモートで働くWebデザイナー・神谷柚子(32)の趣味は、全国の個性的な賃貸物件を内見すること。実際に引っ越す予定はない。それでも彼女は毎週末、見知らぬ街へ向かい、その土地を歩き、人々の暮らしを想像し、架空の居住体験を積み重ねていく。

海を見下ろす鎌倉・極楽寺の古民家。
雪深い日光の元ペンション。
超高層マンションの足元に眠る佃の長屋。
そして、線路脇にそびえる立石の三角形の「鉛筆ビル」。

どの物件も魅力的で、どこか不便で、そして現実に住むには少し厳しい。

観光ガイドには載らない坂道。
地元のパン屋の香り。
路線バスの本数。
銭湯までの距離。
電車の振動。
潮風が運ぶ塩の匂い――。

街を歩き、物件を見て、生活を想像することで見えてくる、その土地だけのリアルな姿。

「住まないからこそ見える景色がある。」

不動産好き、街歩き好き、旅行好き必読。
間取り図の向こう側に広がる、もうひとつの人生を巡る物語。

あなたもページを開けば、きっと次の週末、どこか知らない街へ出かけたくなる。

物件トラベラー・神谷柚子の終わらない仮住まいの旅が、今始まる。

12話で一旦終了。要望があれば続けます。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2026/06/28
  • 現在の作品[完結]週末の仮住まい 〜物件トラベラーの街歩き〜