あらすじ
召喚された世界は、魔物に王都を包囲され滅亡に瀕していた。
大型の肉食動物よりも強靭な肉体と高い知能を持つ常識を超えた能力を持つ魔物を、小説を書いていただけのただの人間が倒せるはずもない。直ぐに送り返してもらおうと思ったが、召喚者たちの望みはそんな事ではなかった。
不可能を可能にする勇者。時間をも操る大魔法使い。不敗の戦士。邪悪なるものを退ける大神官。すでに十分な戦力は用意されている。
彼らの望みとは、ミステリー小説のように魔王軍の包囲を掻い潜り、護衛に気づかれずに魔王を討伐する方法だった。