あらすじ
レオル・フィルマートは『騎士』である。
レオルは、ただの騎士ではない。ある人は天候をも操れる魔術師であり、ある人は全てを斬り伏せる剣豪である「王宮騎士」の一人である。
しかし、レオルには特別な才能はない。故に、レオルの任は戦場に立つことではない。
レオルの任は、突出した才能の持ち主を王宮騎士へ導くこと。
扱いにくい、しかし突出した才能を持っている。そんな候補生をどうにか立派な王宮騎士に。
その任を命じられる人物こそが、レオルである。
平凡でしかないレオルに、与えられる数少ない任の一つが騎士の育成なのである。
彼の名はレオル・フィルマート。
与えられた二つ名は、平凡の導き手、である。