あらすじ
平凡なサラリーマン徳山は、社外のバドミントンサークルで、今までに見たことないような美女・青井幸子と出会う。彼らしい素朴なデートを重ねるうち、彼女の純粋さに惹かれ、物語のキーとなるブローチを渡し遂にプロポーズをする。
幸福な結婚が見えてきた矢先、突然、彼女の独白が始まった。大学時代の教官に始まり広告代理店エリートサラリーマンそして職場の上司たちとの数々の不倫、妊娠。夜の港区を闊歩する男たちを次々と誘惑し吸い尽くしてきた破滅の連鎖。企業を支える有能な研究者の昼の顔と都会の夜を支配するもう一つの顔。そして、これらが招いた会社組織の崩壊のスキャンダル。
物語は、幸子が仕掛けた最後の「演技」から始まる。