あらすじ

無限地獄 「踏み込むの?」 「ここからさきにいってしまったら、『きっともう戻ってくることはできなくなる』よ。それでもいいの?」  声はあまねにそう語りかけてくる。  でも、あまねは歩く足を止めたりはしなかった。  赤色の美しい彼岸花があたり一面に、ずっと見渡す限りに咲いている。  見上げる空を覆っているのは、赤色に見える不思議なぶ厚い不気味な雲だった。(空の青色はどこにも見えなかった) 「このさきは誰も入ってはいけないところなんだ。それでも今の君のように、入ろうとする人がいる。そして、入ってしまった人は、いなくなってしまう。ずっと向こうにいて、もうこっちには戻ってこられなくなってしまうからね」  人には『踏み越えてはいけないところ』がある。  踏み入ってはいけないところがあって、そして、『見てはいけないものや、聞いてはいけないこと』がある。

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カクヨム
カクヨム2026/06/28
  • 現在の作品あまねさま。鬼さんこちら。