あらすじ
上司ラング卿が、国を売った罪で追放された。
あの人が、そんなことをするはずがない。
無実を証明しようと、わたしは調べはじめた。
――それが、いちばんの間違いだった。
証拠を追うほど、見えてくる。
偽物にしては、整いすぎた証拠。
片付きすぎた部屋。
まるで、自分から消えると決めていたみたいに。
やがてわたしは知る。
あの人が、何を守って消えたのかを。
そして、無実を証明することが、いちばんの裏切りになることを。
※黒幕はいます。ちゃんと報いを受けます。
※でも、ハッピーエンドではありません。