あらすじ

「君とは夫婦になるつもりはない」 初夜、辺境伯はそう言って王都の恋人のもとへ去った。 欲しかったのは妻ではなく、妻を迎えたという「形」だけ。 飾るためだけに暖められた夫婦寝室。 その隣の廊下で、辺境を守る騎士たちは凍えながら眠っていた。 ――夫が使わないと決めた部屋なら、空き部屋でしょう。 私はその寝室を、騎士たちの仮眠室にした。 役に立つことは、愛されることではない。 分かっている。 それでも、ただ一人。 夫が見なかった私を、まっすぐ見ている人がいた。

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小説を読もう2026/06/28
  • 現在の作品【書籍化進行中】白い結婚で要らないと言われたので、夫婦寝室を辺境騎士団の仮眠室にしました