あらすじ
東方出身の地方騎士、中臣静馬はある日、王都から召喚される。
戸惑うまま、足を運んだ彼は突然、王城の庭園で襲撃を受けてしまう。手練れの奇襲に押されるものの、彼は即応して互角に渡り合う。
そして露わになった素顔は、なんとこの国の王女、アウレリアーナだった。
「さすがの腕前ね。シズマ・ナカトミ。想像以上よ」
アウレリアーナは剣の才気にあふれた王女であり、互角に渡り合える人材を欲し続けていた。彼女は静馬の実力に感嘆すると、自らの配下に引き抜くべく彼のことを口説こうとする。
だが、一方で静馬は出世に熱心ではなく、剣の道に突き進むことを目指している。騎士団に身を置いているのも、鍛錬の一環であった。
それでも、アウレリアーナの度重なる口説きに静馬の心は揺れていく。
剣を通じて互いに惹かれ合う静馬とアウレリアーナ。
刃が交錯すると同時に、心も交わっていく。だが、その身分差や目指す先は決して相容れない――。
果たして、二人の運命は如何に。
剣が導く剣士と王女のラブストーリー。