あらすじ

新名古屋駅で、味噌カツ弁当が取り違えられた。 それだけで、10人の人生が少しずつ狂い、少しだけ救われていく。 午前八時。 名鉄本線・新名古屋駅の売店で、新人アルバイトが弁当を渡し間違えた。 味噌カツ弁当を持つはずだった営業マンは、女子高生の母が作った手作り弁当を持って商談へ。 母の弁当を食べるはずだった女子高生は、推薦入試前に巨大な味噌カツと向き合う。 そこから始まるのは、誰も知らないバタフライエフェクト。 10人は一度も出会わない。 会話もしない。 名前も知らない。 けれど、誰かの失敗が誰かを笑わせ、誰かの遠回りが誰かを救い、誰かの落とし物が誰かの人生を変えていく。 スポットの当たらない人間なんていない。 ただ、自分では気づかないだけだ。 味噌カツ、きしめん、名駅地下街、ナナちゃん人形、大須、名鉄ホーム。 名古屋の濃さを詰め込んだ、笑えて少し泣ける駅構内群像コメディ。

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カクヨム
カクヨム2026/06/28
  • 現在の作品新名古屋駅、午前八時の「味噌かつ」事件