あらすじ
王太子アルヴィンから婚約破棄を告げられたエリアナ・ベルフィーユ。
理由は、彼女が結界塔に籠もって水晶を眺めているだけの、王太子妃にふさわしくない令嬢だから。
そう言われたエリアナは、婚約指輪と共に王都結界管理官の徽章と管理鍵を返上する。
「私の代わりはいくらでもいるそうですから」
数日後、王都結界には小さな異常が現れ始める。
一方、王都を去ったエリアナは、北方辺境伯レオンに結界管理官として迎えられていた。
これは、結界を眺めているだけと笑われた令嬢が、自分を正しく見てくれる場所で幸せになる話。