あらすじ

ある冒険者のもとに、一通の指名依頼が届いた。 依頼は——「ある集まりに同席し、見聞きしたすべてを、報告せよ」。 集まりの名も、主催も、目的も、伏せられていた。 指定された部屋で待っていたのは、依頼主ではなく—— 「同じ手紙で呼ばれた」という、見知らぬ十六人の女性たちだった。 昼の鐘とともに、扉が、ひとりでに閉ざされる。 窓のない、円い石の部屋。外へ出る道は、どこにもない。 手紙で集められた、十六人。 依頼書で来たのは、クイナ、ただひとり。 閉じ込められた女性たちの中に、やがて、ひとつ、またひとつと、幼い日の記憶が蘇りはじめる。 ——けれど、その思い出のなかに、ひとつだけ、どうしても噛み合わないものが、混じっていた。 なぜ、十六人はここに集められたのか。 そして、十七人目として、なぜクイナが呼ばれたのか。 「メモは、取りません。——見たものは、忘れないので」 観察し、記録し、見えないものを、言葉で手繰り寄せる。 それが、冒険者クイナの、たったひとつの武器だった。 そして、クイナは、記憶を積み重ねていく。 その先にたどり着いた時—— ——これは、あきらめなかった者たちの物語。 --- 「冒険者はあきらめない」シリーズ第5弾 密室ミステリー × 記憶解放 ――真実に至るための記憶の物語 完結保証 7月いっぱい毎日19時更新予定

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小説を読もう2026/06/28
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