あらすじ

煩わしい。  アラームの音に起こされ、スマートフォンをつつきながら睡魔に後ろ髪引かれつつ、頃合いになってようやくベッドから這い出て卵とハムを焼き、食べて、洗い物が終われば洗顔と歯磨きで顔を濡らし、櫛を整え、着替えてから仕事に向かう。毎日繰り返す、変わりなく続く、時間だけが重なっていく、極めて単調な、無色彩の日常。疲弊と無為の朝には陰鬱がいつも隣にいて、穴の空いたような眼で俺を射るのだ。  いいのだろうか、これで。

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カクヨム
カクヨム2026/06/27
  • 現在の作品そして陰鬱よ、さようなら