あらすじ

二月の終わり、油圧ポンプを十八年設計してきた竹園誠は、総務部安全衛生課長になった。 法律、ISO、化学物質管理、消防設備。研究所では意識したこともなかった書類の山が、机に積まれていく。半年後、真面目だった鈴木主任が横浜工場に引っ張られ、後任に元社会人野球選手の原隼人が来た。二十六歳。諦めが早く、すぐ「難しいですね」と言う若手。 ある金曜日、出張で不在のはずの原から、いつも通りの週報が届いた。 仙台近郊のフライフィッシングの団体「モスキート」で、火災報知器の点検会社を営む前原さんが、川面を見ながら言った。 「私は、どんな部下も信じることにしているんですよ。信じていれば、向こうもそのうち応えてくれる」 仙台の研究所と総務、AIに頼る若手と、それに気づきながら何も言わない上司。見守るとは何かを静かに描く一篇。 なお、この物語は、著者のアイデアをベースにAIと記述した作品です。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/06/27
  • 現在の作品見守る夜