あらすじ

過剰なまでの心配性から、王は最高の門番を求めた。 希代の魔法使いが作り上げたのは、魔物を一目で退散させる翡翠のゴーレム。 堅牢な城壁と無敵の守護者を得た王国は、繁栄を極める——はずだった。 しかし完璧すぎる守護は、時に人々を殺す。 王国はあっけなく陥落し、数百年もの時が流れた後も、翡翠のゴーレムはただそこに立ち続けていた。 やがて古の命令は歌となり、偶然その歌を口ずさんだ少女によって、再び動き出す。 守護者は今、城門ではなく、新たな信仰の中心として草原の丘に君臨する。 完璧な守護がもたらした、皮肉に満ちた運命。 静かで、残酷で、どこか美しいファンタジー短編。

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小説を読もう2026/06/27
  • 現在の作品翡翠の巨像