あらすじ
大正四年。
第一次世界大戦による好景気に沸く日本。
帝都東京は文明開化の“輝”と、誰も知らぬ“闇”を同時に抱えていた。
七五三木叶花(しめぎ かなか)は、
旧家に生まれながら、表向きは探偵として帝都の不可思議な事件を請け負う令嬢。
だがその正体は――
鎌倉自体より帝都を守る使命をもつ巫女の一人。
ある冬の日、叶花は“17歳の令嬢が老婆になる”という奇怪な依頼を受ける。
依頼人は帝国陸軍のエリート。騎兵隊少尉・西園寺侯彦。
礼儀正しく誠実な青年だが、叶花の美しさと強さに触れた瞬間から、彼の胸に芽生えた感情は隠しきれない。
調査の果てに叶花が辿り着いたのは――
東京駅の干支レリーフに隠された禁忌の風水。
そして、復活した“青龍”による生気の吸収。
上野の森に潜む龍の眷属、
彰義隊の怨念が渦巻く鬼門、
四神の気配にざわめく帝都。
叶花を守るために身を投げ出す白嶺、
嫉妬を隠さない武史、
叶花の願いで依頼人の妹夕夏乃を護る朱緋。
そして、命を賭して叶花を抱き寄せる侯彦。
四人の想いが交錯する中、
叶花は“令嬢”としての誇りと“探偵”としての信念を胸に、
帝都を揺るがす怪異の真相へと踏み込んでいく。
これは――
歴史の裏側に隠された怪異の謎を解き、四神に愛され、
そして一人の青年に深く想われる令嬢探偵の物語。
※AI使用は誤字脱字チェック、時代考証の資料収集に使用。本文には未使用。
※本作品は「なろう」専用投稿です。