あらすじ
「お前を殺しに来た」
幕末京都。吸血鬼の姫はそう言って俺に刀を向けた。
現代から幕末へ飛ばされた神代朔夜は、相手の未来を読む異能【神速眼】を手に入れる。新選組最強の剣士・沖田総司とも渡り合える力を得た彼だったが、致命的な欠点があった。
――人を斬れないのだ。
そんな朔夜の前に現れたのは、人間を敵視する吸血鬼の姫・紅月夜羽。
新選組、吸血鬼、そして幕末の裏で暗躍する怪異たち。
歴史に名を残した英雄たちと、歴史に語られなかった闇が交錯するとき、朔夜は「守るための剣」を選ぶ。
これは、人を斬れない最強剣士が、吸血鬼の姫と共に運命と歴史を書き換える幕末ダークファンタジー。