あらすじ
「手に入れたものは、必ずなくなってしまう」高校に入学し、周囲に壁を作って「ラノベ好きのぼっち」として生きる道を選んだ少年・赤坂翔琉。現実の恋愛を拒絶し、二次元のハッピーエンドに逃げ込む彼には、中学三年生の夏に経験した、消えない心の傷跡があった。大好きな女の子、桜咲楓果(おうしょうふうか)。放課後の図書室で他愛のないお喋りをする、甘酸っぱい距離。しかし、夕日の差し込む交差点で鳴り響いた激しいブレーキ音が、少年のすべてを理不尽に奪い去っていく。目の前で倒れる彼女に対して、十四歳の少年は何もできなかった――。※連載中『俺は男子校で甘い恋がしたい! 〜なのに女子校との合併は、何かが絶対におかしい〜』の主人公の過去を描いた、一話完結のスピンオフ短編です。