あらすじ
森の奥で隠遁生活を送っていた魔術師・ヴァルフレア。ある日、結界の外で魔物に襲われていた聖女セルナリアたちを救うため、彼は禁忌の魔術を使用する。
一撃で魔物の群れを滅ぼすも、その代償として死に至る「穢れ」を体内に抱え込むこととなったヴァルフレアは、命を繋ぎ止める対価として、彼女たちが追う世界的な「加護の領域」の汚染を調査する旅への同行を余儀なくされる。
旅路の中で、ヴァルフレアは自身の魔術知識や魔道具を駆使して一行の危機を救いながらも、汚染の背後に潜む黒幕の影と、次第に明かされていく「穢れ」の秘密に翻弄されていく。平穏を愛する引き籠もり魔術師は、自身の命と世界の命運を懸け、否応なしに戦いの渦中へと引きずり込まれてゆく。