あらすじ
17年前、異世界へ転生したアインツ。
しかし神から授かったチート能力はない。
魔法の才能も、特別な血筋もない。
あるのは「狩人」と呼ばれる職業だけ。
この世界では、幼体ですら二十メートルを超え、成体は二百メートルを優に超える巨獣が大地を支配していた。
人類は巨大な歩行要塞――《剣》を操り、巨獣を狩ることで生き延びている。
仲間と共に操る通常型。
そして誰も乗らない、一人乗りの欠陥機《特殊型》。
その機体に搭載された兵器《天穿槍》。
五分間のチャージ。
外せば死。
撃てばしばらく使えない。
それでも当たれば、どんな巨獣でも穿ち抜く。
「だったら当てればいいだろ?」
怖がりで、口は悪い。
それでも誰よりも努力を積み重ねる少年が、世界最悪の欠陥兵器と共に巨獣へ挑む。
これは、人類最強ではなく、
**“人類一番のバカ”**が英雄になるまでの物語。