あらすじ
「土いじりしかできない泥臭い女め、婚約を破棄して国外追放だ!」
公爵令嬢マーガレットは、植物好きの趣味を王太子に罵られ、身一つで国を追い出されてしまう。しかし王太子は知らなかった。彼女が毎日庭をいじっていたのは、大地の精霊たちと対話し、国中の土地に豊穣の加護を与えていたからだということを。
マーガレットが去った瞬間、王国の農作物は一斉に枯れ、実った食べ物はすべて「泥の味」へと変わってしまう。国中が未曾有の飢饉に陥る中、当のマーガレットは隣国のイケメン皇太子にその才能を見出され、国賓として超溺愛されていた!
今更「戻ってきてくれ」と泣きついてきてももう遅い。泥の味しかしない国で、どうぞお幸せに。
※元王太子が自業自得で破滅する、スカッとハッピーエンドの短編です。