あらすじ
「岩永君って、花火みたいだよね。」
バスケ部の岩永瞬は、ある日、見知らぬ女子生徒からそう言われる。
運動神経抜群で、容姿にも恵まれ、いつも周囲の注目を集めてきた瞬。しかし、その言葉の意味だけは、どうしても理解できなかった。
すれ違い。夏祭り。そして一枚の絵。
誰かを見ているつもりで、本当は何も見えていなかったのかもしれない。
これは、一人の少年が初めて他人の内面と向き合う、ひと夏の物語。
✴︎この話にちらっと登場する「仙波さん」は、私の別作品「僕の拠り所を君に」の主人公です。良ければそちらもご覧ください。