あらすじ
両親を亡くし、小さな工務店で働く佐元瑠乃。平穏な毎日を送っていたある日、目の前に現れたのは、かつて兄妹のように育ち、今は自分を嫌っているはずの幼なじみ・高埜暁斗だった。
住宅メーカーの若きエリートとなった暁斗は、再会早々こう告げる。
「俺と契約結婚してほしい」
昔、自分の態度で傷つけ、嫌われたのだと思っている瑠乃には、その理由がまったく分からない。
恋愛感情は不要。
そう約束したはずなのに、暁斗は誰よりも優しく瑠乃を守り、甘やかし、ときに独占欲まで見せ始める。
「……俺がお前を手放せると思う?」
嫌われていると思っていたのは、私だけだった――。
すれ違った十数年を経て再会した幼なじみとの、じれじれ契約結婚ラブストーリー。