あらすじ
地球から遥か遙か彼方。
何億光年先の、加えて地球人が認知できないほどの未来にある星がそこにありました。
その星には満遍なく夜とすら呼べない闇が広がっていました。
上空は大粒の砂嵐に覆われていて、その下の幾分かマシな嵐の中で生物たちは暮らしていました。
便宜上"生物"と呼びましたが、果たして其れらを生物と称していいのかは分かりません。
白くやわらかい円柱型の胴体からは8本の触腕が生えていて、全てが器用な手であり足でした。
円柱の上には円形の物体が乗っており、一見頭のようです。そこから金属光沢のあるツノが木のように生えていますが、これは彼らの感覚器官です。