あらすじ
聖樹の恩恵を受け、極上の茶葉と香を生み出す特異な血統を持つ伯爵令嬢ゼフィリア。しかし、その価値を全く理解しない夫のロドヴェイクは、愛妾のファルマニアに溺れ、夜会の席でゼフィリアに身に覚えのない罪を擦りつけて激怒し、理不尽な離縁を突きつける。
着の身着のままで放り出されたゼフィリアだったが、彼女の類まれなる能力をかねてより切望していた隣国の若き最高権力者、ガルヴァスティ総帥に誘拐同然で保護される。ガルヴァスティはゼフィリアの心身を極上に甘やかす一方で、彼女に近づくすべての男に対して凄まじい嫉妬と独占欲を剥き出しにする。