あらすじ

港雪斗には、絶対に守り続けている約束がある。

「俺は絶対にバレーなんかしない」

小学三年生の頃、幼馴染の岡田愛斗がバレーボールに夢中になった。

毎日一緒に遊んでいたはずなのに、気付けば岡田は練習、試合、バレーばかり。

「バレーに岡ちゃんを取られた!」

そう拗ねた雪斗は、勢いのままバレーを嫌いになり、二度とボールに触れないと宣言する。

それから九年。

中学二年生になった雪斗は、身長180センチ、成績優秀、運動万能の超ハイスペック男子へ成長した。

だが、どれだけ周囲に誘われても、体育の授業でも、バレーだけは絶対にやらない。

そんなある日。

練習試合中にセッターが負傷した岡田のチームへ、弁当を届けに行った雪斗は、なぜか急遽コートに立つことになる。

ルールも知らない。

ポジションも知らない。

それでも――

「岡ちゃん、まだ飛べる」

幼馴染だけが知る才能と、一度見たものを再現する異常な観察眼で、雪斗は仲間たちを驚かせていく。

これは、

バレーが大嫌いだった少年が、

幼馴染と同じコートに立つまでの物語。

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アルファポリス
アルファポリス2026/06/26
  • 現在の作品バレー嫌いの天才