あらすじ
ここは神の箱庭。僕が生まれ育った都市ペイルジア!
みんな明るくて優しくて幸せな顔で毎日暮らしている。
もちろん僕も毎日楽しくお利口に過ごしているよ!
だって、そうしないとお父さんとお母さんが泣いちゃうから。
あれ?
そう言えばお父さんとお母さんなかなか帰ってくるのが遅いなぁ......
扉を開けて様子を見に行こうかな。
ちょっとだけなら大丈夫だよね!
扉は重く外側から押さえつけられてドアノブを捻ってもびくともしない。
数秒後、ドンドンと何かを警告するかのようにドアが叩かれてドアの外の喧騒が鎮まる。
今日はきっと帰ってくるのが遅いんだ!そうなんだ!
真っ白な頭で耳鳴りがやまずにベッドまで走って亀のように丸まる。
だって恐ろしいことなんてこの箱庭では起きないんだから。
神様が嘘をつくはずがないんだからさ。