あらすじ
資源を巡る隣国との戦争が終わって30年。
戦争の中で生まれた数多の英雄も忘れられ始めた頃。
復興が進み、徐々に人々の生活が安定してきたヴァルディア王国。
様々な組織が作られ、新たな法律も制定されていく。
戦争を知らない世代も増えた。
それでも、多くの人々の憧れが騎士団や魔法局であることに変わりはない。
騎士団や魔法局で働くことを夢見て国家試験を受けた少年、レオン。
試験には合格したものの、配属先は田舎町を拠点とする『王立生物調査保護局』という聞いたこともない組織だった。
「ひょっとして左遷先なのでは……?」と深いため息をつきながら配属先に向かったレオン。
そこは魔物の生態を調査し、ときに保護し、ときに討伐まで行う前例のない組織だった。
これは人々と魔物たち、そして仕事が紡ぐ、理解の物語。